私たち「しゃらく」のこれまで
–どんな人にも旅行を。高齢者の介護付き旅行-
私たちは、神戸市須磨区にあるNPO法人しゃらくです。
私たちは、看護や介護が必要な方が旅行をあきらめている現状を解決するため、NPO法人の旅行会社として、2008年から約2000人の方の旅のお供をしてまいりました。
ターミナル期の方の、最期に家族と思い出を作るために、旅行に行きたいという想い。
故郷やお墓参りに行きたいと言う想い。
要介護度が高く、自分で出来ることは少ないけど、
温泉旅行に行きたい、孫の結婚式やご先祖様に会いにお墓参りに行きたい、という想い。
そんな多くの想いに応えてきたのが、NPO法人しゃらく、私たちです。
私たちの旅事業についてはこちらをご覧ください。
私たちのこれから
–どんな人でも思い出の詰まった家で生き抜く。在宅の看取り、在宅ケア-
今、日本は多死社会へと進んでいます。病院ではなく、思い出や自由がある自宅で最期を迎えたい、そう思っている人が増えてきています。
それは、私自身の父が亡くなる前の数カ月間、自宅で癌と闘う父と向かい合いながら看取り、更にその想いは強くなりました。
在宅で看取りたい、なんとか在宅ケアができないか。
そんな市民の力になりたい。
ご本人の不安・家族の不安、そんな不安をなくすお手伝いをしたい。
だから、私たちは訪問看護ステーションを立ち上げます。
ご本人とご家族の生活を変えることなく、慣れた家で、慣れた町で、思い出が詰まった環境で、生き抜くことを支える、そんなステーション。
制度外だからと、出来ないことをお伝えするのではなく、出来る理由をご本人と家族様と地域の皆で一生懸命に考えられるそんな特徴あるステーションを目指して。
もちろん、旅のサポーターしゃらくとしても、いつまでも楽しく暮らすという願いに寄り添います。
最期に百貨店でお買い物がしたい。
田舎の親戚・友達に会いたい。
そんな想いを、希望や、目的に変え、実現するような形にしたいと思っています。
代表理事 小倉譲 (写真中央)
しゃらく旅倶楽部部長 須貝静 (写真左)
訪問看護ステーション オフィスディレクター 櫻井謡子 (写真右)