Theory of Change


私はここで、Theory of Change(変化の法則)というものを引用したいと思います。

アメリカでもイギリスでもよく聞く言葉ですが、どのようなロジックで、ソーシャルベンチャーやソーシャルビジネス、社会起業家が機能しているかということを説明するためのものです。何を求めて、何を達成しようとして、どのような変化を求めているか。このようなロジックは、インプット、アクティビティ、アウトプット、アウトカム、インパクトで示すことができます。ここで表をお見せしますが、これは変化の法則を示したものです。

このロジックモデルはAlex先生が今日話しており、私も大好きなチョコレートのフェアトレードについてのものです。市場において急成長しています。

彼らはフェアトレードのチョコレートを広めようとしているのですが、そのためには、まず、検査とモニタリングシステムを確立しなければなりません(インプット)。そして、カカオの栽培の場所を確保し、それに対して検査と監査を行うことも必要になります。

同時に、市場に影響を与えるために、フェアトレードの考え方を広めていくという活動が起こります(アクティビティ)。これは、栽培している人たちだけではなく、サプライチェーンの中の組織、卸売、小売、仲介業者など、消費者へと至るまでの全てに関わります。このチョコレートはちょっと高いですが、それでも買おうということでフェアトレードを推進しているわけです。別に高すぎるということもありませんし、少し多く払うことで環境や農業を守ることもできます。消費者はフェアトレードのチョコレートを選ぶのです。

先ほどもご紹介がありましたが、以前は私はマーケティングを専門分野としていました。人々がどのようにこのチョコレートを買いたくなるか、というのがマーケティングです。

そして、アウトプットとして、フェアトレードのチョコレートがより多く小売店に多く置いてもらえるようになり、市場に多く出回るということがあります。同時に、栽培に関わりたいという人も増えてくるでしょう(アウトカム)。

日本語で相当する言葉はあるかわかりませんが、「virtuous circle(好循環)」「Virtual Circle」(翻訳ミスです。大変申し訳ありません。)といい、実際にフィードバックを得ることで成長するということです。人々の関与、参加が深まることで、それに伴い小売、生産、販売会社が増えていくのです。それで、フェアトレードを支援する人も増え、インパクトが大きくなっていきます。

これはアウトカムではなく、社会へインパクトを与えるということです。よりよい仕事を得て、財政面も恵まれるようになり、農場での労働者、栽培者が貧困から脱却が図れるということにつながります。その他の影響としては、より持続的な農業が可能になり、これは環境を守ることにもつながります。このようなカカオの栽培をしているところは、環境に優しい農業をしているので自然に害を与えないということです。

目次

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です