John Lewis Partnership


興味深い例として、長い間存続している社会的企業として、John Lewis Partnershipがあります。なぜそれほど興味深いかというと、政府の政策に関係しているということもありますが、まずこの背景をお話したいと思います。

これはイギリスにあるデパートです。所有者は社員なんです。76,500人のパートナーと呼ばれる社員が出資をしているわけです。

そして、戦略であるとか、利益の使い方について、大きな力を持っており、しかもこのデパートは100年以上も続いていおり、成功しています。また、2011年の時点で売り上げはご覧のように82億ポンドにものぼり、税引前利益は前年比で20%増です。

実は、私はここで7年間働いており、株も持っておりました。ですから、ここはよく知っています。なぜここで働いていたかというと、その組織構造、つまりパートナーシップということがとてもすばらしいものだと思ったからです。

1年に1度利益を皆で共有します。毎年3月になると、それが何%なのかということが発表されます。社員の給料のうちの何%がボーナスとして貰えるかということです。

その計算方法ですが、2011年、去年の場合は、各社員が18%、税抜で給料に加えてボーナスを受け取ることができるのです。だから皆、こんなに喜んでいるのです。

誰かが来て、封筒を開けて、封筒の中から紙を取り出し、このような数字です、と見せるので、皆が18%もボーナスが貰えるというわけで、とても喜んでいるというわけです。John Lewisのパートナーが社員というわけです。

この数値をみてもわかりますように、記録的なクリスマス商戦での売り上げになりました。イギリスは大変厳しい状況であるにもかかわらず、John Lewisは成功した。その理由として、一部では社会的企業だからこそ、社員が自分たちで出資しているからこそ、このような成功を得たのだという声もあります。

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