正式な文章はW3Cにある原文であり、この日本語訳は参考情報です。この文章には、翻訳上の誤りがあり得ます。

原文:
WAI CG Consensus Resolutions on Text alternatives in HTML 5
公開日:
2009-9-24
翻訳者:
小嶋

HTML5の代替テキストにおけるWAI CGの合意

代替テキストにおけるWAI-CGタスクフォースの報告
タスクフォース・ファシリテーター: Janina Sajka、PFWG Chair
日付:2009年6月10日


このタスクフォースについて

このレポートでは、HTML5における代替テキストのサポートのためのWAIの合意について述べている。2009年1月24日に、WAI-CGは代替テキストに関するタスクフォースを立ち上げた。その理由は、過去何年にもわたって議論された代替テキストのさまざまなアプローチを考慮し、HTML5の代替テキストを適切に扱うためのWAIの勧告と一致させるためである。この勧告とは、WAIの各ワーキンググループによって作られてきたものだ:Authoring Tools Working Group (AUWG)Protocols & Formats Working Group (PFWG)User Agent Working Group (UAWG)、そしてWeb Content (WCAG WG)


ノート: 要素や属性、属性の値の使い方への提案は、現時点で私たちが知るHTMLの仕様に基づいている。


ゴール

これらの背景情報は、下記で述べられる具体的な提言を理解するのに役立つ。この提言はコンテキストとしても役立ち、そこから導かれている原則は下記で考えられ推奨される解決策とは異なる方法をマークアップするべきである。

コンテキスト

下記の基本的な提言の方針

  1. ワーキンググループは、短いもの長いものとの両方の代替テキストのためのメカニズムをHTML5が提供することを推奨する。
  2. 短い代替テキストは(メカニズムの1つを使った)バリデーションを必要とするべきだが、長い記述は必要としないべきだ。
  3. ワーキンググループは、短い代替テキストを提供するためのバリデーションのメカニズムの1つとして、連続的で包括的なalt属性を推奨する。
  4. ワーキンググループは、2番目の短い代替テキストとしてaria-labelledbyを推奨する。
  5. ワーキンググループは推奨する。

短い代替テキストに関する具体的な提言

ノート:これらの提言は、このドキュメントで参照されるARIAの特徴がHTML5において含まれると仮定する。

  1. <img>は、以下の少なくとも1つが真であるときに妥当である:
    ノート:ここでの注意点は2つある。
    1. 短い代替テキストを提供するためには複数の方法があること(例 ALT LABELLEDBY LEGEND)
    2. ARIAによって定義づけられた="presentation"を持つコンテンツには短い代替テキストが必要ではないことも明記しておく
  2. つまり、

    ノート:'Presentation'はARIAによって定義されるものよりも広く適用されるべきではない。

  3. ユーザエージェントに画像の存在を無視させるための方法は、(例 画像が装飾やフォーマットのために使われていたり、見えないときなど)、次の方法の片方、もしくは両方が使われるであろう:

    注意:表現のためのコンテンツをマークアップするために、ROLEとALT=""の両方でもよいし、どちらか一方だけでも妥当である。

  4. role="presentation"を伴っていないalt=""をバリデーションすると、role="presentation"を使うように警告される(しかし、@alt=""は技術的には妥当である)。

    注意:role=presentationの使用を奨励するために、alt=""が使われるときに、必須ではないがroleの仕様を推奨される

  5. ワーキンググループは、短い代替テキストのための新しいメカニズム(例 aria-labelledby<legend>)が構造化されたコンテンツを扱うことができるべきだと提案する。私たちの主な関心事は、略語や言語の変更、強調などのインラインテキストの構造をサポートすることができる短い代替テキストである。

    根拠:構造化されたテキストをサポートするための短い代替テキストのメカニズムは役立つだろう。

長い代替テキストに関する具体的な提言

ノート:長い代替テキストは短い代替テキスト以上のことをし、ユーザ(ユーザの要求があれば)にノンテキストコンテンツについての詳しい情報を得られるようにする。

  1. 長い代替テキスト(例 aria-describedby)は妥当であることを要求されるべきではない(しかし、WCAG 2.0がノンテキストコンテンツに対して求めることもあるかもしれない)。

    根拠:長い代替テキストはいつもアクセシビリティのために要求されるわけではない。短い代替テキストでもしばしば十分だ。だから、長い代替テキストは妥当であることを要求されるべきではない。

  2. 長い代替テキストのためのメカニズムは構造化されたコンテンツを扱えるべきだ。

    根拠:現在のLONGDESCは構造化されたコンテンツをサポートできる。これは、どんな新しいメカニズムでも失われるべきではない。

  3. ワーキンググループは、HTML5がW3Cの仕様になったときに、aria-describedbyはlongdescと同じくらいに支援技術によってサポートされているだろうと確信しているからだ。。

    根拠:長い代替テキストがページをつなげられるということが重要だ。長い記述はしばしば冗長すぎ、メインページに含まれるために詳述される。もし、aria-describedbyがページをつなぐことができれば(ページをリンクでつなぐことによって)、現時点では制作者によってあまり広く使われていないLONGDESCをサポートし続ける必要がなくなるだろう(ノート:aria-describedbyは直接ページをつなぐことができないということを理解しておく必要がある)


自動的に生成される代替テキストについての提言

"自動的に生成される"代替テキストに関してのコンセンサスを以下に述べる:
制作者が妥当ではない代替テキストを作り、その代替テキストを持つ可能性がある画像があるとする。しかし、妥当であることと人間の関心の両方に取り組むためには、'自動的に生成され'、'alt属性が欠けている'といったそのような画像が作られうることを否定するわけではない。(ノート:この目印が、代替テキストの文字列自体において含まれないことが重要である。)

下記のユースケースの#2を参考にしてください


付録 - ユースケース

いくつかのオーサリングワークフローのサンプルが役に立つだろうと思う。ここに2つのサンプルを提供する。

ユースケース1(制作者にとって"alt"が最重要なアクセシビリティの要点である場合)

  1. 画像とともにWebページを作る
  2. ユーザが覚えているとき、@altの値が与えられる
  3. ユーザがその画像を無視したいとき、alt=""を使うというケースもある
  4. アクセシビリティチェックやバリデーションがうまく書かれていない@altsを公開する前にチェックし、ユーザは戻り、その間違いを直す
  5. バリデーションのチェッカーはalt=""に加えて、role="presentation"の利用を提案する
  6. ユーザは提案を受け、role="presentation"を加える

ユースケース2(制作者が写真共有サイトで使用する場合)

  1. 写真共有サイトに制作者がログインする
  2. 制作者が、(XYZ0001.png, XYZ0002.png,..., XYZ0050.png)などの休みの50枚の写真を"Paris 2009"と名付けたアルバムにアップロードするためにアップロードの機能を使う
  3. プロンプトが出現し、テキストで検索したり、障害を持つ人たちがアクセスしやすくしたりするために、それぞれの画像に記述的なラベルを書くように要求する
  4. 制作者が個々の代替テキストを加えることなくログオフする
  5. 写真共有サイトはその@altの文字列に"Photo 1 of 50 of album Paris 2009"と指定する
  6. 制作者が再度ログインすると、記述的なラベルがまだ記載されていないことを制作者に伝えるような案内が表示される

議論:

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