NPO法人しゃらく

しゃらく旅倶楽部

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温泉に入れてあげたい

ご主人さんからの依頼を受けて、1泊2日で淡路島へ行ってきました。

奥様は近年、転倒を繰り返しておられ、現在は1日のほとんどをベッド上ですごされています。半年前に転倒されてからはお食事をご自身で食べることも難しく、ご主人さんがすべて介助されているとのことで、現在要介護5の認定を受けられています。

「お風呂が好きなんやけど2年間温泉に入っていない。温泉に入れてあげたい」とご主人さん。

「お風呂に入りたい。それが一番の目的」と奥様。

そんなお二人の強い思いに心を動かされながら、淡路島へ向かいました。

 

ご主人さんの心配ごと、それは奥様が使用しておられる膀胱留置カテーテルのことでした。出発までにケアマネージャーさんから情報をいただき、出発日の午前中には訪問看護師さんの処置に同席させていただきました。

いざ出発!!ご自宅から1時間ほどで淡路島に着きます。

ヘルパーさんと

宿泊したホテルでは、リフト付き貸切風呂の設備があります。リフトに座って体を洗い、そのまま横にスライドし、大きな浴槽に入ります。現地のヘルパーさんにもお手伝いしてもらい、1時間ほどお風呂を楽しまれました。

「こんなに広いお風呂と思わなかった。気持ちいい。足を伸ばしてお風呂に入りたかったの。もっと入っていたい」と。

すっきりした後は、豪華な夕食です。まずは「乾杯~」

部屋食で豪華な夕食

ずっとご自身の手で食事をされていなかった奥様。「自分で食べてみようかな」その言葉にご主人さんもびっくりされていました。

おはしを持たれたのは半年振りとのことですが、そのブランクを感じさせないほど、とってもスムーズに召し上がっていました。ご主人さんもとても嬉しそうでした。

ご自身でお箸を使ってお食事される奥様

ホテルのベッドはやはり寝心地が違うせいか、なかなか寝付けなかった奥様とご主人さん。朝風呂も再びヘルパーさんにお手伝いいただいて、1時間ゆっくりと温泉につかりました。2回目なので、奥様も安心して入られていました。

「次は別のお風呂にもチャレンジしましょうね」と淡路島を後にしました。

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