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しゃらく旅倶楽部

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宇和島でのお墓参り

ご主人を亡くしてから長年の間帰っていない、ふるさと宇和島へ帰りたい。生まれ育った地にあるお父様のお墓にお参りしたい。そして、施設に入居されている従姉妹のお姉様に会いたいというT様のご依頼をいただきました。

介護タクシーとヘルパー1名をつけた1泊2日での旅行。

目的地が遠方で移動時間が長くなるので、休みを多く取りながらのゆっくりとした行程。T様は歌謡曲がお好きで、この日のためにCDを持ってこられました。車の中ではずっとお気に入りの音楽を聴きながら、歌手や歌に関する話に花が咲きました。

ご主人が健在の頃は、年に一度は宇和島への帰省に連れて行ってもらっていたんだとおっしゃるT様は、懐かしそうに車内から景色を眺めておられました。

15時頃、宇和島に到着。まずは従姉妹のお姉様の元へ。今回はサプライズでお伺いしたいということだったので、施設の方にだけお邪魔する旨をそっとお伝えしておいてから伺いました。

お姉様は寝たきりの状態でお声が上手く出せないご様子でしたが、「私!わかる?」と声をかけるT様とお会いになると、目に涙を浮かべてじっとT様のお顔を見据えていらっしゃいました。

施設を後にしてホテルへ。荷物を置いて落ち着いた後、先にお土産を買っておこうと宇和島駅近くのお店へ。お友達の多いT様は、宇和島名産のじゃこ天や干物など、持ち切れないほど購入されていました。

写真:ヘルパーに車いすを押してもらい、お寺を移動する

翌日はいよいよお墓参り。宇和島駅近くにあるお寺へ。

とても大きなお寺でお墓の位置がわからないので、尋ねてみることに。20年以上前の古いお墓だったことに加え、10年ほど前に住職さんが代替わりをされたとのことで、残念ながらお墓を見つけることはかないませんでしたが、本堂へ手を合わせ、お父さまへの供養をして神戸へ帰りました。

帰りもゆったりと無理のない行程を組んでいたため、さほどお疲れが出ることもなく、無事神戸の施設へ到着。着くなりケアマネジャーさんやヘルパーさん一斉のお出迎え。人気者です。

写真:タクシーと一緒に記念撮影

故郷への想いが形になって実現した今回のご旅行。また、どこかお出かけされる際にはお手伝いさせてください。

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