NPO法人しゃらく

しゃらく旅倶楽部

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認知症のお客様と里帰り

長野県の諏訪湖に行く予定だった。
50年ほど前の新婚旅行で2人が足を運んだ場所。
その場所で、夫婦喧嘩をしたそうだ。

そんなエピソードも、今となればいい思い出。
思い出の引き出しを開けに、また諏訪湖に行きたかった。
しかし、その想いは実現しなかった。
日程も決まり出発の直前、夫の体調不良による入院が決まったからだ。
原因不明の食欲不振が続き、旅は延期となった。

しかし、決してあきらめていない旅。
体調が回復してきたのを機に、故郷の佐用町に日帰りプチ旅行に出ることになった。
病院に併設されている施設から中国自動車を通り佐用町へ。

本家へのご挨拶。久しぶりに会う親戚。
認知症だけに、解る時と解らない時もあったが、
親戚との久しぶりの再会に、手をたたきながら喜ぶ姿も。

写真:夫妻でゆっくりと散歩中

ホールの中でたった二人だけの贅沢な音楽鑑賞。
いつまでたっても、夫婦の絆、夫婦の時間の大切さをお互いに実感されているということが、充分に伝わってきた。

写真:二人だけの音楽鑑賞。ホールがいつもより広く感じられる

出身地でもある佐用町のご当地グルメ、ホルモン焼きうどんも
初めて口にし、ご機嫌になるお客様。

写真:ホルモン焼きうどんもおいしく召し上がります

旅行に行ける。諏訪湖に行ける。そう感じた短い旅行になりました。
年が明け、雪解けの頃には、諏訪湖のほとりのホテルで、
夫婦水入らずの時間を過ごすことがきっとできるでしょう。

その時に、また私がそばでお役に立てたらうれしいです。

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